第4回 絹の道 調査
四月下旬
全開の八王子城の傷跡(恐怖)を残しつつ、今回は絹の道調査に向かった。
鑓水地区には、幕末から鉄道が発達する明治中ごろまでの間、 |
絹の道の噂としては
「首なし地蔵にさわると必ず不幸がある」
某有名人が訪れた際、冗談半分で触れたスタッフも事故にあったそうな。
とか「昭和49年に大学教授に殺された女子大生がここに捨てられた」
だとか
「林から女のすすり泣く声が」など多数の情報があります。
現場はなんともいえない辺鄙な場所にある。
きっとナビがないと通りすぎてしまうであろう。
道は、八王子城に比べればなんてことはない。
まるでジョギングコースだ。
確かに、雰囲気はあるが物足りない。
何枚かとった道中の写真の中でも一枚だけ不思議なものが混ざっていた。
これだ…
この数は尋常ではない…
一km位歩いたであろうか、階段が現れる。
のぼってすぐ、首無し地蔵様が現れた。
が、これは大変な事になっていたので恒例のお約束と言う事で…
そして首無し地蔵の反対側には、もう一人のお地蔵様が
お花も綺麗であるし、毎日お参りに来ている人がいるのだろう。
ここから少し先に進むと
・・・
ここで終わってしまった。
今回は少し物足りなさのせいか、二人の足取りも重い。
階段を降り、少し歩くと、明かりに照らされた丸い貯水槽が見えてくる。
丁度カメラの画像を確認したかったので好都合だったのだ。
我々はカメラを二人して覗き込もうとした、その時だ!
向かいにある林の中から物音が聞こえる。
ザザ、ザザザ、ガサゴソ、ザザ
風ではない。たぶん、動物であろう。
しかし、あえて写真はとらなかった。
いや、撮れなかったと言い直した方がよいであろう。
動物か霊体なら迷わずシャッターは切れる。
が、もし人間であったら…
こんな時間(AM2:30位)に林の中で何かをしている輩にフラッシュなど喰らわすと、
後の事を考えるとできなかった…
(※if 装備リストにエクスカリバーか菊一文字もしくは、グングニルの鎗があれば返り討ちにして、写真も撮れたのですが、、、)
過去にどこかで聞いた言葉だが、どんな恐い場所であっても、
一番恐い相手は人間だと、、、
よく言ったものだ。
今となっては、あれが何であったのかわからない。
ただ、死体を埋めていた等の類は勘弁だが。
(ここはよく全国から埋めに来るらしい)
行きと違い、帰りは下り坂の為、あっという間に入り口に戻れた。
のだが、スネが痛い。
(業界用語でシンスプリントといいます)
八王子城で内転筋損傷、、、
今回、絹の道でシンスプリント、、、
最近、体 張ってます!
それでは、お待ちかねの首無し地蔵様です。
お約束の勇気のある方は↓ ないひと→
↓
↓
↓
↓
↓
ある意味これが一番恐かったです。
こういう事をする人がいるんですね。スティッチですか…
今回の調査は以上ですが、お地蔵様の姿を見てしまうと遺憾の極みです。
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